

また、脱脂力の強い「ラウレス硫酸(りゅうさん)」という洗浄成分が入っていないため、はだの弱い人でも安心なんですね。

そこで、「ミノン」を検討していたのですが……。

ただ、あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみが出る場合、「マラセチア菌」の可能性が高いです。
その場合、「コラージュフルフル」がオススメです。
あなたのフケかゆみが起きている原因を、根本から見直して、シャンプー選びの基準を変えてみましょう!
Contents
1.かゆみを止めるミノンシャンプー

「ミノン」には、かゆみを止める効果があります。抗炎症成分の「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されているからです。
参考:厚生労働省:医療品のリスクの程度の評価と情報提供の内容等に関する専門委員会の第5回資料
グリチルリチン酸ジカリウムは、甘草(かんぞう)といわれる薬草からとれる成分です。
それは、安全性が高く、幅広く活用されています。
以下引用のように、シャンプー以外にも「漢方薬」にも使用されています。
甘草は漢方薬、外用薬、注射薬、点眼薬など医薬品としての利用
脳は、からだのどこかに炎症が起きると、「異常が起きてますよ!手当てをしてください。」というサインを私たちに教えてくれます。
その伝える方法が、「かゆみ」なのです。
たとえば、痛みを感じない「無痛無汗症(むつうむかんしょう)」という先天的な病気があります。
参考:家庭の医学:熱さ、冷たさ、痛みを感じない原因不明の病気とは
この病気は、傷ができたり骨がおれたりしても、そのことにも気づけません。痛みを感じないからです。
骨がおれたら、手当てをしなければ治らないですよね。
それと同じように、炎症が起きていても「かゆい」、「痛い」といったことを感じなければ、そのまま気づかず放置してしまいます。
それを防ぐために、脳が「かゆみ」の指令を出してくれているのです。
「グリチルリチン酸ジカリウム」は、かゆみをひき起こす「炎症」をおさえる働きがあります。
2.口コミからみるミノンの抗炎症効果

次は、ミノンの口コミを見ていきましょう。
実際に使った人のリアルな感想を見ることで、あなたに合うかどうかの判断の目安になりますね!
2-1.良い口コミの一例

はじめに、良い口コミから見ていきましょう。
なお、口コミはアマゾン公式サイトより引用しています。
肌の弱い子供のために買いました。
即効性はありませんが、そういえば最近あまり痒がってないかも?
かさぶたみたいな湿疹も出来ていない??
・・・ということに気がつきました。アマゾン公式サイトより引用
少量で泡がたっぷりたつので持ちがいいです。香りもナチュラルで好きです。脂漏性皮膚炎?のため、このシャンプーとコラージュフルフルと合わせて使ってます。
アマゾン公式サイトより引用
良い口コミは、「かゆみが落ち着いた」という意見です。
また、ミノンは抗炎症作用があります。
そのため、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん:フケかゆみがひどくなる頭皮の病気)が治った後にも、その予防として使えるシャンプーなのです。

「コラージュフルフルを使用して、症状が改善されたら、ミノンにきり変える」といった使い方もできますね!
2-2.悪い口コミの一例

次は、悪い口コミです。
使用当日から痒みが出て、翌朝には赤い発疹が頭皮に出ました、私には合わないです。
アマゾン公式サイトより引用
敏感肌の私、CMで見て購入しました。
洗い上がりは良いのですが、かゆみが続くため止めました。
アマゾン公式サイトより引用
悪い口コミは、「かゆみがおさまらない」といった意見です。
ミノンの有効成分「グリチルリチン酸ジカリウム」は、炎症をおさえます。
しかし、かゆみのもとをとるわけではないのです。
ただ、界面活性剤といわれる洗浄成分は、たしかに低刺激のものを使っています。
それ以外に配合されている成分が、アレルギーを引き起こしている可能性があります。
次項で、詳しく見ていきましょう。
3.低刺激サルフェートフリーとは「ラウレス硫酸」無配合のこと
ミノンは、低刺激な「サルフェートフリー」です。
しかし、サルフェートフリーとはなんのことをいうのでしょうか?
この「サルフェート」とは、脱脂力(だっしりょく:皮脂をとりきる作用)の強い「ラウレス硫酸(らうれすりゅうさん)」という洗浄成分を指します。
表皮乾燥落屑性変化すなわち肌荒れは最も強い
上記引用のように、乾燥を招く「ラウレス硫酸」が入っていないため、「サルフェートフリー」といっているのです。

ラウレス硫酸よりも粒の小さい、「ラウリル硫酸」もあります。作用はどちらも同じで、脱脂力が強く、乾燥を招きます。
安価のため、市販シャンプーにはよく使われる洗浄成分です。
この成分は、アレルギーを引き起こす成分として「旧指定表示成分」に指定されています。
ただ、ラウレス硫酸以外の「旧指定表示成分」が3つ配合されています。
その成分は
- 安息窒素酸(あんそくちっそさん)
- 香料
- パラベン
の3つです。
それが、「かゆみ」や「ひりつき」といった症状で出ている可能性はあります。
また、ミノンの洗浄成分には低刺激なコカミドDEA(別名:やし油脂肪酸ジエタノールアミド)が配合されています。
これは人での発ガン性は確認されていないものの、人とは体の構造が違うマウスでの実験にて、発ガンの性の疑いがある物質として米国で指摘されています。
コカミドDEAの詳細は、以下のコンテンツをご覧ください。
4.男はマラセチア菌対策でフケかゆみを止める!

マラセチア菌は、皮脂(ひし:頭皮のあぶら)を好んで増殖します。

マラセチア菌は、皮脂を分解して皮脂膜(ひしまく:頭皮をバイ菌から守る膜)を作ることが仕事だからです。

そのため、女性よりも皮脂の多い男性は、マラセチア菌が増殖しやすいといえますね。
それが増えすぎるとフケかゆみが止まりません。その場合マラセチア菌を抗菌(こうきん:害になる菌の増えすぎを防ぐ)しないと症状は回復しません。
あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみが止まらない場合、マラセチア菌の可能性が高いです
そのため、低刺激やアレルギーの成分を気にすることよりも「マラセチア菌」対策をすることが重要なのです。
実は、過去の私がそうでした。
あらゆるシャンプーをためし続けても、全く改善されない時期がありました。
ひどいときには赤くただれ、ジクジクした湿疹が出ていたほどです……。

困り果てた私は、「市販のシャンプーでは治らない」ということを悟ったのです。
それから、インターネットで調べ、フケかゆみを良くするシャンプー探しが始まりました。
そんなとき見つけたのが「コラージュフルフル」です。
ただ、私のまわりに使っている人が一人もいませんでした。そのため、すぐに購入することができなかったのです。
そんな中、私の背中を押してくれたのが同僚の言葉でした。「それ、弟が使ってるよ!いいらしいから使ってみれば?」と教えてくれたのです。
机においてあったスマホを手にし、ブックマークしておいたページから、速攻で注文しました。
後日、商品が届き、その日に使ってみたのです。
何を使ってもおさまらなかったかゆみが、コラージュフルフルでかゆみが止まったのです!
この感動は、今でも鮮明に覚えています。
そして、3日後には「フケ」も減っていきました。
あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらない人は、コラージュフルフルを使ってみる価値ありです!
5.コラージュフルフルの有効成分は2つ

この項では、実際に私のフケかゆみを止めた「コラージュフルフル」の有効成分について、解説していきます。
有効成分を知り、「フケかゆみがなぜ止まるのか」についての知識を深めましょう。
5-1.皮脂を分解するマラセチア菌を抗菌をする「ミコナゾール」

コラージュフルフルには、ミコナゾールが配合されています。マラセチア菌を、抗菌するからです。
マラセチア菌は、頭皮の常在菌です。その役割は、皮脂を分解して皮脂膜を作ることでしたよね。
しかし、マラセチア菌が増えすぎると、皮脂膜に含まれる「遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)」も増えすぎてしまいます。

FFAは水と脂肪をなじませる両親媒性という性質をもち、多量に存在すると界面活性作用によって細胞膜を溶かし、細胞を破壊します。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
上記引用のように、遊離脂肪酸(FFA)を増えすぎを防ぐために、マラセチア菌の抗菌が必要なのです。
それが正常活動に戻ると、フケかゆみはおさまっていくのです。
5-2.「ピロクトンオラミン」で頭皮のにおいも防ぐ

コラージュフルフルにはもうひとつの有効成分、「ピロクトンオラミン」が配合されています。「抗酸化作用」があるからです。
皮脂は空気に触れているため、「酸化」します。酸化すると、におい物質である「ノネナール」が発生します。

ピロクトンオラミンは、皮脂の酸化を防ぐため、においを抑えることができます。
コラージュフルフルは、「ミコナゾール」と「ピロクトンオラミン」の2つの有効成分が配合されています。
これらが、フケかゆみを改善していくのです。
6.コラージュフルフルとミノンの成分解析比較表
「コラージュフルフル」と「ミノン」の成分解析・価格比較表は、以下になります。
商品名 | ||
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
特徴 | ・あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらなかった人 ・「マラセチア菌」を抗菌、ふけかゆみを止める ・あぶら臭い頭皮の臭いを防ぐ ・「細菌」を殺菌する | ・乾燥からくるかゆみを防ぐ ・脂漏性皮膚炎が治ったあとの、予防として使える |
有効成分 | ・ミコナゾール ・ピロクトンオラミン | ・グリチルリチン酸2K |
配合全成分 | <抗真菌作用> ミコナゾール硝酸塩 <抗酸化・殺菌作用> ピロクトンオラミン <洗浄成分(界面活性剤)> アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド <保湿作用> 濃グリセリン、プロピレングリコール <ph安定作用> コハク酸一ナトリウム、無水クエン酸 <精水> 水 | <抗炎症作用> グリチルリチン酸2K <界面活性剤(洗浄成分)> ヤシ油脂肪酸アシルグルタミン酸TEA液、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、POEセトステアリルヒドロキシミリスチレンエーテル、ラウリン酸ポリグリセリル <防腐剤> BG <帯電防止剤> 塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース <殺菌作用> 安息香酸Na、パラベン <香料> 香料 <酸化防止剤> ヒドロキシエタンジホスホン酸液 |
刺激成分 | <旧表示指定成分> ・プロピレングリコール(まれにかゆみ) | <旧表示指定成分> ・安息香酸Na(皮膚、粘膜への刺激) ・パラベン(発疹) ・香料(発ガン性の疑い、発赤) |
安全性 | ・皮膚に塗布した際や目に入った際の刺激性を確認するために、パッチテストや目刺激性試験を実施しています。 ・大学病院を始めとした医療機関にて使用試験をしており、その結果は、皮膚科系の各種学会誌にて論文として掲載されています。 | |
アミノ酸系シャンプー | ○ | ○ |
ノンシリコン | ○ | |
無添加 | 無色素・無香料 | |
脂性肌 | ○ | × |
乾燥肌・敏感肌 | ○ | ○ |
価格比較8%込み | × 1,728円/200ml +送料350 (3,500円以上は送料無料) | ○ 654円/120ml+送料 |
種類 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
販売会社 | 持田ヘルスケア(持田製薬グループ) | 第一三共ヘルスケア |
あなたの頭皮状況を第一に考え、それに合ったシャンプーを選びましょう。
まとめ
ミノンは、低刺激でかゆみを防ぎます。
ただ、あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらない場合、「マラセチア菌」を疑ってみましょう。
マラセチア菌は、「ミコナゾール」が配合されているコラージュフルフルで対策ができます。
そして、私がひそかに悩んでいた「このままいったらはげるんじゃないか?」といった不安からも解放してくれました。
シャンプーでフケかゆみがおさまらないのならば、シャンプーを変えて、フケかゆみを止めましょう!
あなたに合うシャンプーで頭をあらい、頭皮と髪を健康に育てていきましょう。
実際のところ、効果はどうなのでしょうか?