男の加齢臭に効果的な商品に、「デオウ 薬用スカルプケアシャンプー」があります。テレビのCMを見ていると、「力強く」頭皮の油をとってくれるイメージがありますよね。
はたして、頭皮のあぶらをとりきることが、本当によいのでしょうか?
皮脂(ひし:頭皮の油)は、ホルモンの関係で皮脂腺(ひしせん:頭皮の油を作る場所)が肥大化することがわかっています。
そのため、皮脂をとりきっても、皮脂の分泌をコントロールすることは難しいのです。
実は、フケかゆみを防ぐには「マラセチア菌」の異常活動を正常に戻すことが必要です。
私のオススメする「コラージュフルフル」には、マラセチア菌を抗菌する「ミコナゾール」が配合されています。
また、頭皮の臭いと加齢臭をおさえる「ピロクトンオラミン」も入っています。
あらゆるシャンプーでフケかゆみが止まらない場合、マラセチア菌の可能性が高いです。
そこでこのページでは、「デオウの効果」と、「コラージュフルフルの特徴」について解説していきます。
あなたのフケかゆみが起きている元凶を突き止め、改善していきましょう!
Contents
1.有効成分は「結核菌の殺菌」と「抗炎症作用」
「デオウ 薬用スカルプケアシャンプー」には、以下の2つの有効成分が配合されています。
- イソプロピルメチルフェノール(別名:シメン-5-オール)
- グリチルリチン酸ジカリウム
この2つの成分は、フケかゆみ効果的に作用します。
それぞれの成分の特徴を、順に解説していきますね。
1-1.結核菌を「殺菌」をするイソプロピルメチルフェノール

「デオウ 薬用スカルプケアシャンプー」は、イソプロピルメチルフェノールが配合されています。強い殺菌作用があるからです。
以下引用のように、化粧品や医薬部外品にも多く利用されている成分です。
殺菌、抗菌性、抗酸化作用などの特性を有しており、現在、化粧品や医薬部外品に広く使用されている
j-stage論文:公益社団法人 日本分析化学会:高速液体クロマトグラフィーによる化粧品のイソプロピルメチルフェノールの分析より引用
身近なものでいうと、制汗剤(脇スプレー)のAg+(エージープラス)にも配合されています。
その強い殺菌作用は、「結核菌」も殺菌するのです。
ただ、マラセチア菌には対応していません。細菌の「結核菌」と、真菌の「マラセチア菌」では、マラセチア菌の方が体の作りが丈夫だからです。

イソプロピルメチルフェノールは、細菌が原因のフケには効果的に作用するのです。
配合の上限が決められているため、それを越えなければ使用可能ですが、ヒフに発疹が出ることがあります。
旧表示指定成分参考:読んで美に効く基礎知識・賢い消費者に
1-2.「炎症」をおさえるグリチルリチン酸ジカリウム

デオウは、もう一つの有効成分である「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されています。この成分が、「炎症」をおさえるからです。
参考:丸善製薬株式会社原料辞典:甘草(グリチルリチン酸ジカリウム)
ただ、なぜ炎症をおさえるとよいのでしょうか?
それは、「脳の仕組み」と関係しています。
頭皮に炎症がおきると、脳は「炎症が起きていますよ! 早く手当てをしてください!」ということを私たちに教えてくれます。
その手段が、「かゆみ」だったり、「痛み」だったりするのです。
つまり、「炎症」が起きると脳が「かゆみ」の指令を出すのです。それを受け取った私たちは、「かゆい」と感じるのです。


簡単にいうと、「かゆみ」をとるためには、「炎症」をおさえなくてはいけないということですね!
グリチルリチン酸化ジカリウムは、炎症をおさえる「抗炎症作用(こうえんしょうさよう)」があります。
それが、かゆみをおさえてくれるのです。

「ウル・オス」は、イソプロピルメチルフェノールの別名「シメン-5-オール」で記載されています。
なお、「ウル・オス」の口コミ・詳細は、以下のコンテンツをご覧ください。
2.薬用炭で加齢臭をおさえる

「デオウ 薬用スカルプケアシャンプー」には、薬用炭が配合されています。これは、有害物質を吸着します。
参考:薬のしおり
薬用炭は「活性炭」とも言われれ、医療でも活躍しています。
以下引用のように、体内にある薬物を排泄する効果が確認されています
血中に吸収されている薬毒物の排泄促進効果
薬用炭は、害になる物質を吸着します。そして、体内に取り込まないようにしてくれるのです。

- イソプロピルメチルフェノール
- グリチルリチン酸ジカリウム
以上の2つが、フケかゆみに作用する有効成分でしたね。
それに加え、「薬用炭」が入っているところを見ると、あなたの「フケかゆみ」が起きている原因にあっていれば、効果を実感できることでしょう。
3.口コミからわかるデオウの効果

この項では、実際に「デオウ」を使った人の口コミをご紹介します。
口コミを参考に、あなたに合うかどうかの目安にしてみましょう。
3-1.よい口コミの一例

ダメ元でこのデ-オウ試してみましたら何とあのしつこい加齢臭が一回の洗髪でスッキリ無くなったのです。枕カバーも3〜4日全く匂いません。
アマゾン公式サイトより引用
夫に購入しました。
かゆみが出ないかと心配しましたが、それはないようです。
さっぱり感があってまずまずとの感想でした。
アマゾン公式サイトより引用
良い口コミには、「加齢臭がなくなった!」という感想が多くありました。
薬用炭が、臭いに効果的に作用しているようですね。
また、冷涼感のある「メントール」配合のため、さっぱりとした感触を得られたようですね。
3-2.悪い口コミの一例

次は、悪い口コミを見ていきましょう。
自分は結構アブラ症なのかなと思ったのでこのシャンプーを選んだのですが自分で思ってるよりそんなに頭皮アブラが凄く無かったようで髪がキシキシするというかあまり良い気がしませんでした。
アマゾン公式サイトより引用
自分には合いませんでした。洗い上がりは他のどのシャンプーよりサッパリしますが、洗髪後しばらくすると頭皮が脂でベタベタになりました。
多分洗浄効果が強すぎて余計に脂が出ると思われます。
アマゾン公式サイトより引用
デオウには、「ラウレス硫酸Na(ラウレスりゅうさんナトリウム)」が配合されています。これは洗浄成分として入っています。
しかし、頭皮と髪をガサガサに乾燥させるほど、脱脂力(だっしりょく:あぶらをとりきる力)が強いのです。
皮膚の乾燥やひび割れ等の接触性皮膚炎を惹起する。
医薬品情報21より引用
そのため、フケかゆみがある「敏感な肌の人」には、向かない成分なのです。
4.メントールでかゆみをごまかすのが残念

デオウには、「メントール」が配合されています。かゆみを軽減する作用があるからです。
ただ、以下引用のように神経に働きかけます。
メントールで感覚神経をだますことによって、環境温が高くても冷たいと感じさせることができる
温度受容のしくみより引用
そのため、かゆみは軽減しますが、かゆみそのものをとる働きはありません。
そして、私自身メントールが合いません。以前メディクイックを使用したときにかゆみが出てしまったのです。
なお、その時の体験談は、以下のコンテンツに記載しています。
私の場合、スースーする「ハッカ飴」や、「グリーンガム」を食べると、くしゃみが止まりません……。
そのため、メントールは、食べるのも、皮膚にさわるのも、体が拒否してしまうようです。
そのため、メントールが配合されているところが、残念に思えてなりません……。
5.フケかゆみは「マラセチア菌」を抗菌して止める

あらゆる市販のシャンプーで、フケかゆみがおさまらない場合、マラセチア菌の可能性が高いです。
以下引用のように、マラセチア菌が増えすぎると、フケかゆみを引き起こすからです。
フケ症に関連する菌種
マラセチア菌は、皮脂を分解して皮脂膜を作ります。そのため、人の頭皮には必要な常在菌(じょうざいきん:頭皮に常にいる菌)なのです。
ただ、皮脂が増えた場合、それを分解するマラセチア菌も増える傾向にあります。
ホルモンが原因で皮脂が増えた場合、ホルモンをコントロールすることは、難しいですよね。
しかし、マラセチア菌を抗菌することは、シャンプーでできるのです。
菌を死滅させることをせずに活動を弱めるため、正常な数に戻ることができるのです
マラセチア菌が原因のフケには、それを抗菌するコラージュフルフルで、フケかゆみを防ぎましょう!
私自身、あらゆる市販のシャンプーで頭皮を悪化させていました。ひどいときには、赤くただれ、ジクジクした湿疹がでていたほどです。

そんな状況の中で出会ったシャンプーが「コラージュフルフル」なのです。
このシャンプーを使って、私の「かゆみ」はその日に解消されました。その時の感動は今でも忘れらません。
それに「俺、ハゲるんじゃね!?」とひそかに抱えていた誰にも言えない悩みも気づいたら忘れていたほどです。
次項では、コラージュフルフルの有効成分について解説していきます。
5-1.「ミコナゾール」でフケかゆみを止める

コラージュフルフルは、「ミコナゾール」が配合されています。マラセチア菌を抗菌するからです。
ではなぜ、「マラセチア菌が増えすぎるとフケかゆみを引き起こすのか」について詳しく触れてみたいと思います。
マラセチア菌は、皮脂を分解して皮脂膜を作ります。

その皮脂膜に含まれる「遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)」という成分が頭皮の細胞を壊してしまうのです。

FFAは水と脂肪をなじませる両親媒性という性質をもち、多量に存在すると界面活性作用によって細胞膜を溶かし、細胞を破壊します。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
細胞が壊れると、頭皮はどんどん新しい皮膚(細胞)を作り出します。これをターンオーバといいます。
ターンオーバが早くなりすぎると、古い皮膚と新しい皮膚がまとめてはがれることがあります。これが「フケかゆみ」となるのです。


なお、ミコナゾールの抗菌作用については、以下のコンテンツに詳しく記載しています。
ミコナゾール
5-2.「ピロクトンオラミン」で加齢臭をブロック

コラージュフルフルには、加齢臭をおさえる作用もあります。ピロクトンオラミンが配合されているからです。
なお、オクトの口コミ・詳細は、以下のコンテンツが参考になります。
具体的にいうと、ピロクトンオラミンは以下の表の作用があります。
ピロクトンオラミンの作用 | 詳細 |
---|---|
抗酸化(こうさんか)作用 | 酸素とまじり、別の物質に変化することを防ぐこと。 皮脂は酸化すると、においを発します。それを防ぐのが、抗酸化作用です。 |
殺菌(さっきん)作用 | 細菌を殺菌します。 頭皮には、アクネ菌などの細菌がいます。それが増えすぎるとフケかゆみのもととなります。 |
防腐(ぼうふ)作用 | 細菌類が繁殖すると、物がくさります。それを防ぐ効果があります。 |
この中でも、「抗酸化作用」がにおいを防ぎます。
においは、皮脂が酸化することによって発生します。酸化した皮脂がノネナールという物質に変わるのが原因です。

ピロクトンオラミンは、抗酸化作用があります。それが、「頭皮のにおい」と「加齢臭」をおさえるてくれるのです。
なお、コラージュフルフルの口コミ・効果・副作用に関する詳細は、以下のコンテンツを参考にしていただけますと幸いです。
6.成分解析・価格比較表
「コラージュフルフル」と「デオウ」の成分解析・価格比較表は以下になります。
商品名 | ||
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
特徴 | ・あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらなかった人 ・「マラセチア菌」を抗菌、ふけかゆみを止める ・あぶら臭い頭皮の臭いを防ぐ ・「細菌」を殺菌する | ・フケかゆみを防ぎたい人 ・汗のにおいをおさえたいかた |
有効成分 | ・ミコナゾール ・ピロクトンオラミン | ・イソプロピルメチルフェノール ・グリチルリチン酸ジカリウム |
配合全成分 | <抗真菌作用> ミコナゾール硝酸塩 <抗酸化・殺菌作用> ピロクトンオラミン <洗浄成分(界面活性剤)> アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド <保湿作用> 濃グリセリン、プロピレングリコール <ph安定作用> コハク酸一ナトリウム、無水クエン酸 <精水> 水 | <細菌の殺菌> イソプロピルメチルフェノール <抗炎症作用> グリチルリチン酸ジカリウム <有害物質の吸着> 薬用炭 <洗浄成分(界面活性剤)> POEラウリルエーテル酢酸Na、ラウレス硫酸Na、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、やし油脂肪酸ジエタノールアミド <保湿作用> 濃グリセリン、PG、リン酸Na <冷涼感> メントール <ph安定作用> 塩化Na <防腐剤> フェノキシエタノール <柔軟作用> クエン酸 <粘り気> 粘度調整剤 <香料> 香料 |
刺激成分 | <旧表示指定成分> ・プロピレングリコール(まれにかゆみ) | <旧表示指定成分> ・ラウレス硫酸(頭皮と髪を乾燥させる) ・PG(アレルギーを引き起こしやすい) ・香料(発がん性の疑い、発赤) |
安全性 | ・皮膚に塗布した際や目に入った際の刺激性を確認するために、パッチテストや目刺激性試験を実施しています。 ・大学病院を始めとした医療機関にて使用試験をしており、その結果は、皮膚科系の各種学会誌にて論文として掲載されています。 | |
アミノ酸系シャンプー | ○ | × |
ノンシリコン | ○ | |
無添加 | 無色素・無香料 | |
脂性肌 | ○ | ○ |
乾燥肌・敏感肌 | ○ | × |
価格比較8%込み | × 1,728円/200ml +送料350 (3,500円以上は送料無料) | ○ 770円/400ml+送料 |
種類 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
販売会社 | 持田ヘルスケア(持田製薬グループ) | ロート製薬 |
あなたに合ったシャンプーを選び、フケかゆみを防ぎましょう!
まとめ
デオウ薬用スカルプシャンプーは、加齢臭を効果的におさえます。
ただ、市販のシャンプーによく使用される「ラウレス硫酸Na」が頭皮と髪を乾燥させてしまいます。
何も問題ない頭皮であれば使用できても、フケかゆみがある場合は肌が敏感になっているために使用できないこともお多いものです。
あらゆる市販のシャンプーで解決されなかったフケかゆみには、マラセチア菌を抗菌する、「コラージュフルフル」がオススメです。
過去の私のように「ハゲるかもしれない」という心配を抱え続けるよりも、シャンプーを変えて、「ハゲそう」という悩みをからも解放されましょう。