

しかしそれは、「環境ホルモン」といわれる害のある物質、「ジングピリチオン液」です。
それ以外にも、「旧指定表示成分」といわれる、アレルギーを引き起こす可能性のある成分が9つも配合されています。
そのため、「シャンプーが原因でフケかゆみが起きている」と考えられます。

フケがでるのは、やはりシャンプーが合っていないからなんですね。

その中でも、「マラセチア菌」が異常繁殖すると、フケかゆみを防げません。

それに、どうしたらマラセチア菌対策ができるんでしょうか?

マラセチア菌の対策は「コラージュフルフル」というシャンプーでできます。マラセチア菌を抗菌(こうきん:害になる菌の増えすぎを防ぐ)するからです。
あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみが止まらない場合、「マラセチア菌」が起こすフケかゆみが原因と考えられます。
あなたのフケかゆみの元凶を突きとめ、解決していきましょう!
Contents
1.有効成分「ジングピリチオン液」の正体は環境ホルモン

クリアフォーメン ディープクリーンシャンプーには、「ジングピリチオン液が」配合されています。緑膿菌(りょくのうきん)を殺菌するからです。
とくに、海水や下水などの水回りに多く存在しています。
参考:NllD国立感染症研究所
以下引用のように、しっかりシャンプーをしていても、頭や髪に残ります。
本研究では,頭髪への細菌の付着率を測定し,シャンプー洗髪後の頭髪にも付着した生残細菌が存在する事実
j-stage論文:日本看護研究学会雑誌:頭髪に付着した院内感染起因菌の生残にシャンプー洗髪が与える影響より引用
緑膿菌が人間のヒフに感染すると、「ニキビ」や「赤い発疹」ができます。
参考:山陽新聞:レディアホームドクター:緑膿菌性毛包炎について
そのため、緑膿菌が異常繁殖してしまうと、「かゆみ」や「痛み」を引き起こしてしまいます。
有効成分「ジングピリチオン液」は、緑膿菌を殺菌し、かゆみを防ぐ働きをしてくれます。
ただ、以下引用のように、「環境ホルモン」として、生態系(せいたいけい)地球の生物の環境)を狂わせる成分に指定されています。
ジングビリチオンを含有するフケ用シャンプーにより魚の奇形が生じる
jーstage論文:外因性内分泌かく乱化学物質の生態影響に関する報告例より引用
1968年(昭和43年)に、環境ホルモンである「カドミウム」を食べた魚を人間が食べ、不調を訴える人が続出しました。
これは、日本の4大公害の1つである「イタイイタイ病」として社会問題となりました。
イタイイタイ病参考:日本衛生学報誌:j-stage論文:低用量カドミウム曝露と健 康影響/日経ビジネスオンライン:闇に葬られ続ける「イタイイタイ病」
そのため、1970年(昭和44年)に、「メリット」を発売した花王は、「ジングピリチオン」を有効成分としていたのを、やめているくらいです。
2.「スッキリ洗い上がる」の口コミが多数

シャンプーを購入する前に、気になるのは、口コミですよね。
この項では、実際に使った人のリアルな感想をのせています。
順に、見ていきましょう。
2-1.良い口コミの一例

はじめに、良い口コミから紹介します。
以下は、アマゾン公式サイトから引用しました。
泡立ちも良く、頭皮がスッキリする感じです。
夏に向けて汗をかき、頭もベタつくシーズンですので良いかと思います。
アマゾン公式サイトより引用
すぐに髪や頭皮に馴染み、泡立ち良く、洗いやすく、水切れもまぁまぁで、洗い心地は悪くありません。
乾かした後は非常にサッパリして、軽やかな気分になりました。
アマゾン公式サイトより引用
良い口コミには、「泡立ちがよい」、「頭がスッキリする」といった口コミが多いですね。
「クリアフォーメン ディープクリーン」には、「オクト」にも使用されている、「ラウレス硫酸Na(らうれすりゅうさんなとりうむ)」が配合されています。
表皮乾燥落屑性変化すなわち肌荒れは最も強い
上記引用のように、この成分は、脱脂力(だっしりょく:頭皮の油をとりきる力)の強い「洗浄成分」です。
ラウレス硫酸Naは、皮脂(頭皮のあぶら)汚れを取りきります。そのため、肌の弱い人や敏感肌・乾燥肌の人は乾燥でカサカサになるため、注意が必要です。
2-2.悪い口コミの一例

次に、悪い口コミの一例です。
頭皮に刺激感は有りませんでしたが、流したお湯が目に入ると、かなり痛かったので、刺激そのものは有るのでしょう。
アマゾン公式サイトより引用
自分の様に猫毛の人は、更にゴワゴワ感も漏れなく付いてきます。
コンディショナーで対応可能ですが、髪の細い方は注意が必要かも。
アマゾン公式サイトより引用
「ラウレス硫酸Na」は、肌を乾燥させてしまうほどの脱脂力があります。
そのため、頭皮だけでなく髪の毛も乾燥します。手触りも「キシキシ」といった感じになります。
「髪の細い人」、「カラーをして痛んでいる人」は、さらに感触が悪くなる可能性があります。
3.フケかゆみのある人にオススメできない2つの理由

クリアフォーメンは、細菌を殺菌する有効成分、「ジングピリチオン液」が配合されています。
ただこれは、「環境ホルモン」といわれる有害物質でしたよね。
しかし、これだけではなく、配合されている29の全成分のうち、9つは、「旧指定表示成分」になります。

実に、全成分のうち10の成分である「3割が有害物質」で占めているシャンプーは、どのシャンプーと比べても、断然トップではないかと思います。
以上のことをふまえて、オススメできない理由が2つあります。
順に、解説していきますね。
3-1.理由1:アレルギーを起こしやすい成分が9つ配合

以下の9つの成分は、「かゆみ」や「腫れ」、「湿疹」を招きやすいです。
アレルギーを引き起こしやすいとして、1980年(昭和55年)に「旧指定表示成分」に指定された成分だからです。
旧指定表示成分参考:読んで美に効く基礎知識・賢い消費者に
- ラウレス硫酸Na
- TEA(トリエタノールアミン)
- PG(プロピレングリコール)
- サルチル酸Na
- 安息香酸Na
- 香料
- 赤227
- 黄203
- 青1
これらは安価のため、よく市販シャンプーに用いられます。
そして、もう一つ気になるのが、「薬用炭」です。

薬用炭は、「有害物質」を吸着します。
参考:薬のしおり
薬用炭を用いることで、「旧指定表示成分の9つ」と、「環境ホルモン」の使用を、ごまかしているような気がしてなりません。
3-2.理由2:メントールは冷涼感だけ

クリアフォーメン ディープクリーンには、メントールが配合されています。かゆみを軽減する働きをするからです。
以下引用のように、メントールは、神経に働きかけます。
メントールで感覚神経をだますことによって、環境温が高くても冷たいと感じさせることができる
温度受容のしくみより引用
そのため、冷たくなくても「スースー」した冷涼感を感じることができます。この冷涼感が、かゆみを軽減してくれます。
ただ、かゆみのもとをとるわけではありません。そのため、冷涼感がなくなれば、かゆみを感じるようになるのです。
そして、私自身このメントールが合いません。敏感肌のため、ヒリヒリとした感じの「かゆみ」を感じてしまいます。
メントール配合のシャンプーに、「メディクイック」があります。それを使用したときに、かゆみがひどくなってしまったのです……。
なお、メディクイックを使用した私の体験談は、以下のコンテンツに記載しています。
4.シャンプーの選ぶ基準を変えてフケかゆみを防ぐ

あなたに合わないシャンプーを使い続けていると、突然、フケかゆみが出ることがあります。その場合、常在菌の数のバランスをくずしている可能性が考えられます。
頭皮には、たくさんの常在菌がすんでいます。その内の1つでも異常繁殖をしてしまうと、フケかゆみは止まりません。
とくに、マラセチア菌の異常繁殖は、市販のシャンプーではほとんど対応できません。
そのため、今までのシャンプー選びの基準を、変えていかなければいけません。
マラセチア菌の活動を弱めるには、「ミコナゾール」が必要なだからです。
ミコナゾールとは、マラセチア菌を抗菌する成分です。

その結果、菌の正常化を維持できるのです。
あらゆる市販のシャンプーで、フケかゆみが止まらない場合、マラセチア菌の異常繁殖の可能性が高いです。
その場合、ミコナゾール配合のシャンプーで、症状を改善していくことが必要になってくるのです。
5.私のフケかゆみを止めたシャンプー

マラセチア菌を抗菌できるシャンプーに、「コラージュフルフル」があります。
この商品は、私が長年悩んでいた「フケかゆみ」から救ってくれました。
実は、私自身が、あらゆる市販のシャンプーを試し続けてフケかゆみを悪化させていました。
ひどい時は、赤くただれ、ジクジクとした発疹が出ていたほどです……。

シャンプーを変えれば変えるほど、フケかゆみが悪化していくため、「シャンプーが原因ではないか?」ということは、わかっていました。
ただ、「どのシャンプーが自分に合うのか」が分からずにいたのです。
フケかゆみに悩んでいない人には伝わりにくいですが、人目が大変気になるものですよね。
まだ、奥さんと付き合いはじめのころ、フケを指摘されたことがありました。「ちょっと! フケすごいよ!」と、笑いながらいわれたのです。
奥さんは、私が笑って受け流すと思っていたようです。
しかし、さすがの私も本当に気にしていたため、一瞬真顔になってしまったのです。それを見た奥さんは、「あっ、ごめん……。」とすぐに謝ってくれました。
それから一度も言われていませんが、ショックを隠しきれませんでした。奥さんに、嫌われたくなかったからです。
そんな私のコンプレックスだった、「フケかゆみ」から解放してくれたのが、「コラージュフルフル」なのです。
あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらない場合、シャンプーの選ぶ基準を変えてみてください。
私の場合は、「乾燥」か「脂性(あぶらしょう:ギトギト)」が原因だと思い込んでいました。
そのため、フケかゆみを止めるのに、遠回りをしてしまったのです。
あらゆる市販のシャンプーで症状が改善しない場合、「マラセチア菌」が原因であることが考えらます。
その場合、「コラージュフルフル」を試してみることをオススメします。
次項では、コラージュフルフルの有効成分をもとに、効果を詳しく解説していきます。
5-1.「ミコナゾール」がマラセチア菌の抗菌をする

コラージュフルフルには、「ミコナゾール」が配合されています。マラセチア菌を抗菌するからです。

そのため、「ミコナゾール」を用いないと対策ができないのですね!
マラセチア菌は、皮脂を好んで増殖します。そのため、皮脂が多いと増えやすいといえますね。
マラセチア菌は、皮脂を分解して皮脂膜(ひしまく:頭皮を包む膜)となります。

しかし、マラセチア菌が増えすぎると皮脂膜に含まれている「遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)」も多量に発生します。

下記引用のように、遊離脂肪酸(FFA)が刺激となり、フケかゆみが止まらなくなるのです。
FFAは水と脂肪をなじませる両親媒性という性質をもち、多量に存在すると界面活性作用によって細胞膜を溶かし、細胞を破壊します。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
ミコナゾールは、マラセチア菌を抗菌します。その結果、遊離脂肪酸も減るため、フケかゆみが改善されていきます。
5-2.「ピロクトンオラミン」が頭皮の臭いを防ぐ

コラージュフルフルは、皮脂の酸化も防ぎます。抗酸化作用のある「ピラクトンオラミン」が配合されているからです。
皮脂は空気にふれています。そのため、皮脂は、「酸化」します。
たとえば、くぎが酸化すると、「サビ」がつきますよね!
そのサビに当たるのが、「ノネナール」という物質です。

ノネナールは、汗くさい臭いや加齢臭のもとになります。
それを防ぐためには、皮脂の酸化を止めなければいけません。
それには「ピラクトンオラミン」が必要です。その作用で、頭皮の臭いを防ぐのです。
また、ピロクトンオラミンは、抗酸化作用のほかに、細菌の殺菌作用があります。
ピロクトンオラミンの作用 | 詳細 |
---|---|
抗酸化(こうさんか)作用 | 酸素とまじり、別の物質に変化することを防ぐこと。 皮脂は酸化すると、においを発します。それを防ぐのが、抗酸化作用です。 |
殺菌(さっきん)作用 | 細菌を殺菌します。 頭皮には、アクネ菌などの細菌がいます。それが増えすぎるとフケかゆみのもととなります。 |
防腐(ぼうふ)作用 | 細菌類が繁殖すると、物がくさります。それを防ぐ効果があります。 |
コラージュフルフルは、「ミコナゾール」と「ピラクトンオラミン」、の2つの有効成分で、「フケかゆみとにおい」も改善していきます。
なお、コラージュフルフルの効果・副作用の詳細は、以下のコンテンツを参考にしてください。
6.成分解析・価格比較表
「コラージュフルフル」と、「クリアフォーメン ディープクリーン」の成分解析と価格比較表は、以下になります。
商品名 | ||
---|---|---|
画像 | ![]() | ![]() |
特徴 | ・あらゆる市販のシャンプーでフケかゆみがおさまらなかった人 ・「マラセチア菌」を抗菌、ふけかゆみを止める ・あぶら臭い頭皮の臭いを防ぐ ・「細菌」を殺菌する | ・フケかゆみ・においを防ぐ |
有効成分 | ・ミコナゾール ・ピロクトンオラミン | ・ジンクピリチオン液 |
配合全成分 | <抗真菌作用> ミコナゾール硝酸塩 <抗酸化・殺菌作用> ピロクトンオラミン <洗浄成分(界面活性剤)> アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウロイルメチル-β-アラニンNa液、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド <保湿作用> 濃グリセリン、プロピレングリコール <ph安定作用> コハク酸一ナトリウム、無水クエン酸 <精水> 水 | 〈細菌殺菌作用〉 ジンクピリチオン液 〈界面活性剤(洗浄成分)〉 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン液、ラウレス硫酸Na、塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルグァーガム、ドデシルベンゼンスルホン酸TEA液、TEA 〈有害物質の吸着作用〉 薬用炭 〈髪修復作用〉 タウリン 〈抗酸化作用〉 ヒマワリ油-2 〈酸化防止作用〉 酢酸トコフェロール 〈保湿作用〉 アルギニン、PG、PPG 〈増粘作用〉 カルボキシビニルポリマー 〈皮膜形成作用〉 高重合α,ω-ジヒドロキシメチルポリシロキサン 〈冷涼感〉 メントール 〈ph調整剤〉 無水クエン酸 〈防腐作用〉 硫酸亜鉛、メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン液 〈乳化安定作用〉 水酸化Na、塩化Na、 〈殺菌〉 サリチル酸Na、フェノキシエタノール 〈保存料〉 安息香酸Na 〈香料〉 香料 〈着色料〉 赤227、黄203、青1 |
刺激成分 | <旧表示指定成分> ・プロピレングリコール(まれにかゆみ) | <環境ホルモン> ・ジンクピリチオン液(人の健康の悪化、生態系の異常を招く) <旧表示指定成分> ・ラウレス硫酸Na(頭皮と髪の乾燥) ・TEA(皮膚、粘膜への刺激) ・安息香酸Na(皮膚、粘膜への刺激) ・PG(かゆみ) ・サルチル酸Na(ひりつき) ・香料(皮膚が赤くなる) ・赤227(発ガン性の疑い、発赤) ・黄203(発ガン性の疑い、発赤) ・青1(発ガン性の疑い、発赤) |
安全性 | ・皮膚に塗布した際や目に入った際の刺激性を確認するために、パッチテストや目刺激性試験を実施しています。 ・大学病院を始めとした医療機関にて使用試験をしており、その結果は、皮膚科系の各種学会誌にて論文として掲載されています。 | |
アミノ酸系シャンプー | ○ | × |
ノンシリコン | ○ | |
無添加 | 無色素・無香料 | |
脂性肌 | ○ | ○ |
乾燥肌・敏感肌 | ○ | × |
価格8%込み | × 1,728円/200ml +送料350 (3,500円以上は送料無料) | ○ 753円/350g+送料 |
種類 | 医薬部外品 | 医薬部外品 |
販売会社 | 持田ヘルスケア(持田製薬グループ) | ユニリーバ |
環境ホルモン参考:外因性内分泌かく乱化学物質の生態影響に関する報告例
旧指定表示成分とは、1980年に厚生労働省(旧厚生省)が発表した、「アレルギーをおこす毒性をもつ成分」のことです。
旧指定表示成分参考:読んで美に効く基礎知識・賢い消費者に
「あなたに合うかどうか」を見極めて、頭皮の環境を改善していきましょう。
まとめ
クリアフォーメン ディープクリーンは、CMで、スポーツ選手を起用しているだけあって、さわやかに仕上がる印象があります。
ただ、成分を見ていくとオススメできない商品です。
男性は、ホルモンの関係から、皮脂分泌が活発になりやすいものです。
それにともない、皮脂を分解する「マラセチア菌」が異常繁殖していると、フケかゆみが止まらなくなってしまいます。
シャンプーが原因でフケかゆみが止まらないのならば、シャンプーを変えて止めましょう。
あなたの頭皮の状態に合わせたシャンプーを使い、「はげる心配」からも解放されましょう!
どうしたら、フケが止まりますか?