
薬用シャンプーであるコラージュフルフルは、フケかゆみのもとになる「マラセチア菌(カビの一種の真菌)」を抗菌(こうきん:死滅させずに菌の増えすぎを防ぐ)する商品です。
そのため、「薬が入っているの?」「副作用があるんじゃないの?」「もしかすると、発ガン性もあるのでは……」と使う前から不安ばかりが頭をよぎりますよね……。
しかし、増えすぎた菌は体に害をもたらします。
実際にあった話ですが、抗がん剤の治療を受けた人は、免疫力が低下してしまいます。その場合、適切な抗真菌薬の治療を受けないと、カビである真菌が体に悪さをして死にいたってしまうことがあります。
そのため、マラセチア菌が原因で起きるフケかゆみのある人は、正しい知識をもって、コラージュフルフルを使用することが大切なのです。
また、この商品を製造・販売をしている持田ヘルスケアでは、大学病院での試験を実施しているため、安全性が確認されています。
そこでこのページでは、コラージュフルフルシャンプーに含まれる発がん性のある成分について詳しく解説しています。
また、「使い続けても大丈夫だろうか?」といった不安にも、耐性菌の実態調査をもとにお伝えします。
正しい情報を学習し、コラージュフルフルに関する知識を深めていきましょう。
Contents
1.米国での発ガン性警告成分「コカミドDEA」
コラージュフルフルに配合されている成分には、発ガン性があるものは含まれているのでしょうか?実際に見ていきましょう。
コラージュフルフルには、「ヤシ油脂肪酸(やしゆしぼうさん)ジエタノールアミン」が配合されています。別名は、「コカミドDEA(ディーイーエー)」といいます。
この成分は、洗浄成分である「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」です。
マヨネーズでいうと、「卵黄」が、界面活性剤に当たります。マヨネーズは、酢と油と卵黄で作られています。
酢と油は混じりませんが、卵黄を入れることで混ざります。

以下引用のように、コカミドDEAは、マウス実験による発ガン性が指摘されています。
マウスの実験で発がん性が指摘されており、2011年に国際がん研究機関(IARC)が「人で発がんの可能性あり」2Bランクに評価。
しかし世界的には使用規制などはとられていません。
発ガン性のある物質は、全部で5段階に分かれています。
- グループ1 ヒトに対する発がん性があるもの(例 アルコール飲料)
- グループ2A ヒトに対しておそらく発がん性がある(例 アクリルアミド)
- グループ2B ヒトに対して発がん性がある可能性がある(例 漬物、鉛)
- グループ3 ヒトに対する発がん性について分類できない
- グループ4 ヒトに対する発がん性がない
(※グループ2Aの「アクリルアミド」は、ポテト(ポテトチップス)やコーヒーに含まれている成分です。)
2Bランクは、この5段階のうち、上から3番目に入っています。

米国(アメリカ)カリフォルニア州では、コカミドDEAを発がん物質リストに入れています。
しかし、日本を含む他国では、使用の規制がされていません。法律が違うためです。
このことから、規制はされていないものの、「ラットやマウスにおける発ガン性の疑いはある」ということになります。
ただ、コーヒーやポテト(ポテトチップス)に含まれる「アクリルアミド」は2Aランクの75%です。それよりも、25%発ガン性は低いです。
なお、コカミドDEAのマウスによる実験結果は、以下の記事で詳しく解説しています。
上記の記事にて、人での研究結果発表を記載していますが、1日に何回もシャンプーをする美容師さんのような職業の場合、職業性アレルギー性接触皮膚炎の原因になるとの報告があります。
コラージュフルフルは、大学病院をはじめとした医療機関での使用試験を実施し、安全性や効果が論文に喝載されています。
参考:持田ヘルスケア株式会社:私たちが考える製品つくりとは?
日本では、1980年(昭和55年)に厚生労働省(旧厚生省)が定めた「旧表示指定成分」のリストがあります。(※現在は、旧表示指定成分としての記載の義務は廃止されています。)
次項で、詳しく見ていきましょう。
2.かゆみが報告された「プロピレングリコール」

日本では、1980年(昭和55年)厚生労働省が定めた「旧表示指定成分」というリストがありました。
旧表示指定成分とは、アレルギーや、発ガン性の疑いがある成分103種類のこといいます。
旧指定表示成分参考:読んで美に効く基礎知識・賢い消費者に
この制度は、2001年(平成13年)までありました。
しかし、現在では廃止されています。
もう少し詳しく解説すると、2001年(平成13年)まで、表示指定成分のみを商品のパッケージに記載することが、義務づけられていました。
しかし、現在では「配合されている全成分」の記載の表示を義務づけています。
そのため、「どの成分が良くて、どの成分がアレルギーや発ガン性の疑いがあるのか」が分かりにくくなっているのです。
実は、コラージュフルフルにも「旧表示指定成分」が一つ配合されています。「プロピレングリコール」という保湿成分です。
この成分は、以下引用のように、皮膚炎の症例が確認されています。
プロピレングリコールによるアレルギー性接触皮膚炎3例と刺激性皮膚炎3例を報告した。
j-stage論文:プロピレングリコールによるアレルギー性皮膚炎と刺激性皮膚炎より引用
症状は、瘙痒(そうは:かゆみ)・発疹(ほっしん)・紅斑(こうはん:あかみ)としてあらわれています。
そのため、妊娠中や、乳幼児は使用をさけたほうが無難といえます。
ただ、以下の引用では、プロピレングリコール配合の経口剤(飲み薬)の副作用は、見られなかったとあります。
プロピレングリコール配合剤を1回250mL、1日2回、12日間連続投与したが、本品による副作用と思われる症状は認められなかった
旧表示指定成分である「プロピレングリコール」は、かゆみを引き起こすこともあるということを覚えておきましょう。
3.研究結果からわかる有効成分の発ガン性はなし

コラージュフルフルには、以下の2つが「フケかゆみの有効成分」として配合されています。
- ミコナゾール
- ピロクトンオラミン
この項では、この2つの成分についての発ガン性や、健康に対する害を解説していきます。
これらの成分については、研究結果や論文があります。それをもとに、理解を深めていきましょう。
また、コラージュフルフルの副作用については、以下のコンテンツでも詳しく記載しています。
3-1.抗菌成分「ミコナゾール」の安全性

ミコナゾールは、カビである真菌を抗菌(こうきん)する成分です。

カビの中でも、常在菌(じょうざいきん:人の頭皮にすんでいる菌)の「マラセチア菌(マラセチア真菌)」は、フケかゆみのもとになります。
フケ症に関連する菌種
そのため、フケかゆみを防ぐには増えすぎたマラセチア菌を抗菌して、正常に戻すことが必要になってくるのです。
なお、ミコナゾールの働きについては、以下のコンテンツでもご紹介しています。
ミコナゾールについての発ガン性に関する研究結果は、ありませんでした。そのため、「ガン」と「ミコナゾール」の関係性は、限りなく「0(ゼロ)」といえるでしょう。
ただ、血栓症予防の「ワルファリンカリウム(商品名は、ワーファリン)」との併用は、血が止まらなくなるおそれが確認されています。
参考:厚生労働省:ミコナゾールとワルファリンカリウムの
併用による相互作用について
そのため、「ミコナゾール」と「ワーファリン」を一緒に使うことは禁止されているのです。
また、ミコナゾールについては、2007年に帝京大学医学部付属溝口病院にて、「ミコナゾール配合のシャンプー・リンス」の試験を実施しています。
参考:フケ症に対するミコナゾール硝酸塩配合シャンプー・リンスの有用性の検討
また、安全性については試験から確認ができています。
試験シャンプー.試験リンスの皮膚刺激性に対する安全性は確認されている
ただ、かゆみ・発疹・腫れ・かぶれ・の副作用はありますが、その後に回復しています。
参考:国内副作用報告の状況
3-2.抗酸化・殺菌成分「ピロクトンオラミン」の安全性

次は、ピロクトンオラミンについて詳しく見ていきましょう。
ピロクトンオラミンは以下の作用があります。
ピロクトンオラミンの作用 | 詳細 |
---|---|
抗酸化(こうさんか)作用 | 酸素とまじり、別の物質に変化することを防ぐこと。 皮脂は酸化すると、においを発します。それを防ぐのが、抗酸化作用です。 |
殺菌(さっきん)作用 | 細菌を殺菌します。 頭皮には、アクネ菌などの細菌がいます。それが増えすぎるとフケかゆみのもととなります。 |
防腐(ぼうふ)作用 | 細菌類が繁殖すると、物がくさります。それを防ぐ効果があります。 |
また、ピロクトンの詳しい働きについては、以下のコンテンツを参考にしていただけますと幸いです。
ピロクトンオラミンの発ガン性に関する研究結果は、ありませんでした。この成分も、ミコナゾールは同様に、ガンとの関係性はないようです。
また、ピロクトンオラミンは、化粧品基準が設定されています。
化粧品基準参考:化粧品基準
つまり、「配合量が定められていて、その量を守っていれば配合しても大丈夫ですよ」という成分になります。
ピロクトンオラミンは、副作用の報告は以下に引用の通りです。
適用部位そう痒感・適用部位腫脹・適用部位発赤
国内副作用報告の状況より引用
こちらも、ミコナゾールの副作用と同様に、かゆみ・発疹・紅斑の報告がありましたが、その後に症状は回復しています。
また、試験結果での安全も確認できています。
試験期間を通じて発赤、腫脹、脱毛のような作用は何ら観察されなかった。
3-3.有効成分の配合率1%以下は「医薬部外品」

「ミコナゾール」と「ピロクトンオラミン」は、抗真菌成分と殺菌成分です。
しかし、「薬じゃないの?」という疑問がわいてきますよね。
実は、「薬」扱いになるのか「医薬部外品(薬用シャンプー)」になるのかは、「抗真菌・殺菌成分(有効成分)の配合率」によって変わってくるのです。
もう少し詳しく見ていきましょう。
薬と医薬部外品の違いは、日本の厚生労働大臣が基準を定めている「薬機法(やっきほう:旧薬事法)」によってかわります。
たとえば、ミコナゾールの抗菌成分を内容量の1%以上をいれたとします。10gのうち、0.1g以上ミコナゾールが入っていれば、この商品は「抗菌薬」になります。
しかし、ミコナゾールが内容量の1%以下であれば医薬部外品となるのです。
コラージュフルフルは医薬部外品の薬用シャンプーです。そのため200mlサイズであれば、有効成分の配合量は2g以下ということになります。
また、目的も違います。医薬品は「治療(なおす)」ことが目的として作られています。一方、医薬部外品は「予防」や「改善」をさします。
名称 | 目的 | 用法用量の規定 |
---|---|---|
医薬品 | 治療(治す)が目的 | あり |
医薬部外品 | 防止(防ぐ)のが目的 | なし |
そこで、持田ヘルスケア株式会社に「コラージュフルフルは、医薬品と医薬部外品では、どちらになりますか?」と電話で問い合わせて聞いてみたところ、
『コラージュフルフルの抗菌成分の配合は1%以下のため、「医薬部外品」になります。
ただ、詳しい配合率は公表していません。』
との返答をいただきました。
コラージュフルフルは、皮膚科でもすすめられる商品です。
そのため、マラセチア菌が原因の脂漏性皮膚炎と診断された場合にも、皮膚科でもらった治療薬と、医薬部外品のコラージュの併用で完治が見込まれるのです。
3-3-1.「抗菌薬」はホルモンに影響がある「ステロイド」ではない


コラージュフルフルは、有効成分の配合率が1%以下のため「抗菌薬」ではありませんが、このように気になっているかたのために、少し解説していきますね。
2つの違いを簡単にいうと、「人間の体にあるものから作られているか」「そうでないか」に分かれます。
ステロイドは、体の中にある副腎(ふくじん:腎臓の上)から作られています。
その働きは、体内の炎症を抑えます。
そのため、用法用量を守って使用しなければ、血中濃度を上昇させる(高血圧)副作用があります。
いっぽう、抗菌薬は人工的に作られています。
作用は、菌の細胞膜(人間でいう筋肉)を作りにくくして、菌が過活動になるのを止めてくれるのです。
ただ、抗菌薬の副作用には発熱があります。
参考:抗菌剤による発熱について
そのため、病院で処方された場合には、医師や薬剤師からの指示に従って使用することが大切です。


4.「h&s」と「clear」は抜け毛を助長する環境ホルモン配合

コラージュフルフルの副作用の心配は「プロピレングリコール」のかゆみといったところでしょうか?
ただ、実際には生物の奇形を生み出す成分を使っている市販シャンプーがあります。それは、「h&s」と「
クリアフォーメン」です。
この2つには、「ジングピリチオン(別名:シメン-5-オール)」といわれる殺菌成分が配合されています。
このジングピリチオンは、ヒトなどの生き物の生態系を狂わす物質として、日本の環境省が「環境ホルモン」のリストに入れている成分です。
以下引用のように、実際に、さかなの奇形が報告されています。
ジングビリチオンを含有するフケ用シャンプーにより魚の奇形が生じる
jーstage論文:外因性内分泌かく乱化学物質の生態影響に関する報告例より引用
なお、「clear」と「h&s」の全成分も合わせて、以下のコンテンツで解説しています。ぜひ、参考にしてください。
- h&s(エイチアンドエス)はこちら
- clear(クリア)フォーメンはこちら
私自身、フケかゆみを止めるために、あらゆるシャンプーを使ってきました。
今は、コラージュフルフルでフケかゆみを改善できています。そのため、それ以外のシャンプーを使うことは、ほとんどありません。
ただ、あらゆるシャンプーを使ってきた私ですが、ここだけの話、「h&s」と「clear」は、本当に使わなくてよかった商品だと思っています……。
5.実態調査による耐性菌はなし



なぜなら、厚生労働省が発表した「多剤耐性菌の実質調査の報告」には、マラセチア菌は入っていないからです。
実際、私自身がコラージュフルフルを4年ほど使い続けていますが、かゆみが増したりフケがひどくなったりすることは全くありません。
マラセチア菌は、1846年にEichstedt(アイシュテット)によって研究されています。
Malassezia の菌学によると、マラセチア菌は、環境中には存在せず、ヒトの頭皮にすんで増殖していく微生物です。
健康な人には害はなくてもストレスで皮脂が増えたり、抗がん剤を受けたりして免疫力が低下すると、異常繁殖することがあります。その場合、自然治癒(自然に治る)はむずかしくなります。
たとえば、中耳炎にかかったとします。
その場合、放置したり自然治癒を待っていたりしても治らないですよね。
中耳炎になったと思ったら、「内科」ではなく「耳鼻科」にいって処置をしてもらうと思います。
それと同じように、マラセチア菌が原因のフケの場合は、「化粧品シャンプー」ではなく、「薬用シャンプー」のコラージュフルフルでフケかゆみをおさえることが大切なのです。

なお、「化粧品シャンプー」と「薬用シャンプー(医薬部外品)」の違いについては、以下のコンテンツにて詳しく記載しています。
6.コラージュフルフルの効果と実感した期間

この項では、コラージュフルフルの「効果」と、「実感した期間」についてお伝えしていきます。
はじめに、マラセチア菌に対する効果について学んでいきましょう。
6-1.「マラセチア菌」が原因のフケかゆみを防止する

コラージュフルフルは、マラセチア菌を抗菌(こうきん:死滅させずに正常な数にもどす)します。そのため、マラセチア菌の増えすぎでおきるフケかゆみに効果を発揮しるのです。
マラセチアは「カビ」ですが、頭皮の常在菌(じょうざいきん)です。

頭皮には、さまざまな菌がバランスをとりながら共存し、頭皮を守ってくれているのです!
マラセチア菌は皮脂を分解して、皮脂膜を作ります。

しかし、皮脂が増えると、マラセチア菌も増える場合があります。その結果、皮脂膜に含まれる「遊離脂肪酸(ゆうりしぼうさん)」が、頭皮に刺激となってしまうのです。

以下引用のように、遊離脂肪酸(FFA)は頭皮の細胞をこわします。
FFAは水と脂肪をなじませる両親媒性という性質をもち、多量に存在すると界面活性作用によって細胞膜を溶かし、細胞を破壊します。
厚生労働省e-ヘルスネットより引用
こうなると頭皮は、急いで細胞を作ろうとします。これが「ターンオーバ(細胞を作る早さ)の乱れ」となります。
その結果、新しい頭皮と古い頭皮がくっついてはがれることがあります。
それが、フケかゆみとなってしまうのです。

マラセチア菌は、皮脂を分解するため、なくてはならないものです。
しかし、増えすぎた場合には、抗菌して正常活動にもどすことがフケかゆみを防ぐのです。
また、コラージュフルフルは、マラセチア菌が原因の「アトピー性皮膚炎」やマラセチア菌が原因の「脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん:フケかゆみがひどくなる頭皮の病気)」にも効果を発揮します。
フケかゆみの原因が、「マラセチア菌かどうか」は、皮膚科でフケをとって顕微鏡でマラセチア菌の増殖を確認してくれます。
もし、フケかゆみの原因がわからない場合は、一度皮膚科に「菌の顕微鏡検査をしていますか?」と問い合わせてから受診することをオススメします。
6-2.「かゆみ」は使った直後、「フケと抜け毛」は3日後に効果を実感

私自身、あらゆるシャンプーを試し続けて、フケかゆみの症状を悪化させていました。
ひどい時は赤くただれ、ジクジク発疹が出ていたほどです……。

そんなとき、同僚に「コラージュフルフル?それ、弟が使ってて、かゆみがおさまった!っていってたぞ!」という言葉で購入を決めました。
実は、8000円もするシャンプーを買ったことがあります。そのシャンプーでもおさまらなったかゆみが、洗った直後に止まったのです!
これには、とても感動したものです。なぜなら、どのシャンプーも直後にかゆみがおさまることがなかったからです。
そして「フケ」と、増えていた「抜け毛」も3日後には減っていきました。
「薬用シャンプーは、頭皮に害になるから使いたくない!」と思いこんで私でしたがコラージュフルフルに出会わなければ、フケかゆみと抜け毛のストレスを、今でも抱え続けていたことでしょう……。
あなたの悩みがフケかゆみで、3種類以上のシャンプーを使ってきたのに全く、症状が改善されない場合、マラセチア菌が原因で起きている可能性が高いです。
私のように、いろんなシャンプーを使い続けて症状を悪化させないためにも、コラージュフルフルを試してみることをオススメします。
7.コラージュフルフルの2種類の使い方

コラージュフルフルには、以下の2種類があります。
- すっきりさらさらタイプ
- うるおいなめらかタイプ
これらの特徴を理解してあなたに合った使い方をしていきましょう。
私の場合、夏は「すっきり」春・秋・冬は「うるおい」を使っていますので、その使い分けをご紹介します。
7-1.夏向き「すっきりさらさらタイプ」
コラージュフルフルの「すっきりさらさらタイプ」は、青いキャップがついています。
最近の日本の夏は、うだるような暑さが続きますよね。 汗もかきたくないのにかいてしまうものです。そんなときに、しっかり汚れを落としたスッキリ感を実感できるのが、すっきりさらさらタイプです。 そのため、車部品を扱って体が油くさくなってしまう人や、ヘルメットをかぶって頭が蒸れてしまう人にオススメです。 価格は、200mlのコップ1杯の大きさで1,728円です。髪の短い男性でいうと、1ヶ月~1ヶ月半くらい持つと考えてください。 また、400ml(3,240円)のサイズはポンプ式になっているので、200mlのキャップ式よりも使いやすいです。 そのため、私は400mlを夏の間に1回買います。 だいたいワンシーズン分の3ヶ月は持つので、重宝しています。 またコラージュフルフルにはつめかえ用の280ml(2,036円)サイズもあります。 これを毎年6月頃に購入しています。 夏以外は、うるおいなめらかタイプを使います。このタイプは赤いキャップが目印です。 春・秋でも暑いときはありますよね。 その場合は「すっきりさらさらタイプ」を使いますが、基本は春・秋・冬になると、「うるおいなめらかタイプ」にきり変えます。 すっきりさらさらタイプを使っていて、肌のつっぱりを感じたらうるおいなめらかタイプを使用するというように、「頭皮の状態で使い分けている」といったところです。 価格は、すっきりタイプと同じ200mlで1,728円です。 ただ、200mlは使いにくいため400ml(3,240円)のポンプ式を使っています。 また、280mlのつめかえ用は定期購入ができます。そのため、うるおいなめらかタイプは公式の定期購入を利用しています。 コラージュフルフルは、フケかゆみがおさまったら、使用をやめ、いま使っているシャンプーにもどすことも可能です。 ただ、一度フケかゆみが長引いた人は、シャンプーを変えると、ぶり返してしまうことがよくあります。 私もその一人で、今はコラージュフルフル以外のシャンプーを使うことはほとんどありません。 しかし、「コスパが高い」ということもあり、違うシャンプーでケアを続けたいですよね。 そんなときに、オススメの市販の薬用シャンプーが「 ミノンは、炎症をおさえます。「グリチルリチン酸(さん)ジカリウム」という有効成分が配合されているからです。 また、市販シャンプーによくある「ラウレス硫酸(りゅうさん)」という肌を乾燥させる洗浄成分が入っていません。 コラージュフルフルでフケかゆみがおさまったら、コスパの良い「ミノン」で炎症をおさえて頭皮のケアを続けていくのもありでしょう。 なお、ミノンに関しての詳しい配合成分については、以下のコンテンツにまとめました。 コラージュフルフルの洗浄成分「ヤシ油ジエタノールアミド(コカミドDEA)」は、国際がん研究機関(IARC)では、2Bランクに評価されています。 しかし、コーヒーやたくあん、ポテトチップスにふくまれている「アクリルアミド」より安全性が高いのです。 マラセチア菌が一度増殖してしまうとフケかゆみがひどくなり、脂漏性皮膚炎にもなりやすくなってしまいます。 正しい知識を身につけて、1日1回までの正しいシャンプーを続けていくと、フケかゆみは必ず改善していきます。 フケかゆみを止め、今の髪の量を維持していきましょう。7-2.乾燥する春・秋・冬は「うるおいなめらかタイプ」
8.症状改善後は「ミノン」でケアもあり
ミノン」です。
まとめ