フケやかゆみにはミコナゾール入りコラージュフルフルシャンプーがおすすめ

晴天

毎日シャンプーしているのにもかかわらず、原因がわからずにフケやかゆみに悩まされている方は多いです。

この場合、もしかしたら「乾燥」や「脂性(あぶらしょう:皮脂の油でベタつくこと)」以外の原因でかゆみが発生している可能性が高いです。

おそらく、「マラセチア菌(真菌)」が影響している可能性があります。真菌が原因の場合、抗菌をしなければフケやかゆみを抑えられません。

マラセチア菌を抑えるには、「ミコナゾール」を使います。

ミコナゾールとは、カビの仲間の真菌を抗菌する成分です。

具体的には、マラセチア菌の細胞膜(さいぼうまく:人間でいう筋肉に当たる部分)を作るのに必要な「エルゴステロール」を作れなくします。

参考:KEEG DRUG:ミコナゾール

つまり、毎日のシャンプーで治まらないフケやかゆみの原因となる、マラセチア菌の活動を抑えて根本から解決するということです。

これにより、真菌の一種であるマラセチア菌が増殖して引き起こすフケかゆみを、阻止してくれるのです。

このページでは、ミコナゾールの働きとマラセチア菌を抗菌するのにオススメの「コラージュフルフルシャンプー」を紹介しています。

1.ミコナゾールはマラセチア菌を抗菌する成分

はじめに、ミコナゾールの働きについて学習して行きましょう。

仕組みを理解することで、マラセチア菌が原因となる「フケ」や「かゆみ」を抑えられます。

元凶を断ち、根本的な問題を解決していきましょう。

1-1.ミコナゾールはカビの一種である真菌を抗菌する薬

ミコナゾールは、「ミコナゾール硝酸塩(しょうさんえん)クリーム」という名称で、薬が存在します。

ミコナゾール硝酸塩

出典 : Qlifeより

実際に、抗菌薬剤として病院で処方されています。また、ミコナゾール硝酸塩配合の市販薬もあります。

たとえば、「ダマリンL 」という商品です。

参考:厚生労働省:セルフメディケーション税制対象医薬品

また、下記引用のように、病院では、口腔カンジタ症(真菌の一種)にミコナゾールゲルが投与されています。

口腔カンジダ症の治療には、高齢者ではおもにミコナゾールゲルの投与が行われている.

日本医真菌学会:高齢者における口腔カンジダ症の治療と予防より引用

ただ、これらは、頭皮用ではありません。マラセチア菌が原因のフケやかゆみには、シャンプーとして販売されている「コラージュフルフル」がオススメです。

頭皮専用として使えるため、安全に真菌自体を抗菌できるからです。

前述のとおり、ミコナゾール硝酸塩は、真菌が原因の病状を改善させることができる抗真菌薬として処方されています。

しかし、頭皮には頭皮専用のコラージュフルフルシャンプーを使い、フケかゆみを予防していくことが大切です。

1-2.マラセチア菌はミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーを使用しないと抗菌できない

マラセチア菌が原因のフケかゆみには、ミコナゾール硝酸塩配合のコラージュフルフルシャンプーで抗菌(害になる菌が増えすぎるのを防ぐ)することが必要です。

なぜなら、マラセチア菌そのものを抗菌しないと、フケかゆみはおさまらないからです。

マラセチアは、頭皮にいる常在菌(常にいる菌)で、弱酸性に保ち、頭皮を守っています。

しかし、マラセチア菌が増えすぎてしまうと、ほかの常在菌とのバランスがとれずに、頭皮の環境が悪くなります。

その結果、フケかゆみが止まらなくなるのです。

たとえば、マラセチア菌が「自転車のタイヤ」で、ミコナゾールは、「画ビョウ」だとします。タイヤのマラセチア菌に画ビョウのミコナゾールが刺さることにより、自転車は動きますが、進むのが遅くなります。

自転車パンク

それと同じように、コラージュフルフルに配合されているミコナゾールは、増えすぎたマラセチア菌の活動を弱めてくれます。

そして、正常な活動に戻す働きをするのです。

また、シャンプーということで頭皮専用になるため、コラージュフルフルはオススメです。

このように、マラセチア菌の増えすぎを防ぐコラージュフルフルシャンプーでしっかり抗菌し、フケかゆみを防止することが必要です。

2.ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーは安全が確認されている

ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーは、試験シャンプー・リンスで、安全が確認されています。

そのため、安心して使用することができるのです。

ミコナゾール硝酸塩配合の試験シャンプー.試験リンスの皮膚刺激性に対する安全性は確認されている。

日本医真菌学会:フケ症に対するミコナゾール硝酸塩配合リンスの有用性の検討より引用

そう言えるのには、上記の引用と、次の二つの理由があるからです。

  1. マラセチア菌を抗菌する配合成分の中で一番安全
  2. 医薬部外品の薬用シャンプーで毎日使えるコラージュフルフルシャンプー

それぞれ詳しく解説させていただきます。

2-1.マラセチア菌を抗菌する配合成分の中で一番安全

結論からお伝えすると、マラセチア菌を抗菌する成分の中で、ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーは一番安全です。

実は、マラセチア菌を抗菌するほかの成分には、ニラゾール(ケトコナゾール)配合のシャンプーがあります。

ただし、ニラゾールシャンプーは日本製ではありません。そのうえ、医薬品であるため、毎日使うことは禁止されています。

また、ニラゾールシャンプーは、殺菌力が強いです。

そのため、マラセチア菌以外のほかの常在菌まで殺菌してしまいます。

その結果、頭皮環境のバランスがくずれやすくなり、頭皮の乾燥につながることもあるのです。これでは逆効果ですよね。

その点、ミコナゾール配合のコラージュフルフルシャンプーは、日本製品です。また、安心して毎日使える薬用シャンプーでもあるのです。

2-2.医薬部外品の薬用シャンプーで毎日使えるコラージュフルフル

コラージュフルフルは、医薬部外品です。その点でも、安全に使えるシャンプーといえます。

「医薬品」と「医薬部外品」の違いについては、下記の表をご覧ください。

名称目的用法用量の規定
医薬品治療(治す)が目的あり
医薬部外品防止(防ぐ)のが目的なし

医薬品は、「治療」が目的です。そのため、医師や薬剤師の指導があります。病状が完治したら使用を中止しなければ、副作用の心配があります。

一方、コラージュフルフルシャンプーは医薬品ではなく、「医薬部外品」です。

医薬部外品は「防ぐ」のが目的であるため、ミコナゾールの配合率も「医薬品」の規定である1%以上よりも低くなっています。

医薬部外品の目的は、「より良い状態を維持する」ためなのです。

シャンプー先生
コラージュフルフルシャンプーは医薬部外品だから、安心なんですね!

毎日継続して使うことにより、マラセチア菌の正常活動を維持できるのです。

また、ほかの常在菌は抗菌しません。

そのため、頭皮の環境を悪化させず、よい状態のまま頭皮環境を整えます。

3.おすすめコラージュフルフルシャンプーでフケを絶つ

「フケ原因菌」ともいわれるマラセチア菌を抗菌するには、ミコナゾールが必要です。

市販のシャンプーや、自己流ケアでは、頭皮の炎症を悪化させることもあるからです。

そのため、ミコナゾール配合のコラージュフルフルで、フケかゆみをしっかり絶ちましょう。

3-1.マラセチア菌が原因のフケかゆみには、市販のシャンプーでは改善しない

市販のシャンプーには、マラセチア菌の増殖が原因のフケに対応している商品は少ないです。

なぜなら、乾燥や脂性が原因のフケに対応しているものが多いからです。

この内容の詳細は、以下のコンテンツをお読みいただけますと幸いです。

マラセチア菌

マラセチアが原因のかゆみは市販のシャンプーではおさまらない

2017年11月24日

実際には、市販のシャンプーの中にも、真菌に対応しているシャンプーもあります。

しかし、洗浄力が強いシャンプーの場合、皮脂(頭皮のあぶら)を落としすぎてしまい、頭皮環境が悪化します。

その結果、抜け毛や化膿(うみ)がひどくなることもあるのです。

一方、コラージュフルフルは洗浄力の優しいアミノ酸系のシャンプーです。皮脂を落としすぎる心配がなく、マラセチア菌も抗菌してくれる優れモノになります。

市販のシャンプーでフケかゆみが改善されなかった場合は、マラセチア菌が原因と考えられます。その場合、コラージュフルフルシャンプーでフケかゆみを改善していきましょう。

3-2.マラセチア菌の増殖は慢性化しやすいので自己流ケアは禁物

マラセチア菌は、一度増えると異常繁殖を繰り返すため、慢性化しやすいです。そのため、爪を立ててごしごし洗って、フケやかゆみを取ろうとしたり、オイルマッサージをしたりの自己流ケアは禁物です。

間違った自己流ケアは、さらに頭皮環境を悪化させてしまうからです。

たとえば、爪を立ててごしごし洗うと、頭皮に傷がつきます。爪を立てて洗っている瞬間はスッキリするような気がしますよね。

しかし、実際には傷をつけているため、炎症をおこしさらにかゆみが強くなります。

かゆい

また、正しい方法でオイルマッサージができていないと、かえって皮脂(頭皮のあぶら)を増やし、マラセチア菌を増やしてしまいます。

これでは本末転倒です。

実際にあった話ですが、「頭がかゆかったため、かゆみ止めを塗っていたら、実はしらみがわいていた」というケースもあるのです。

このように、間違った自己流ケアや自己判断は、フケかゆみの原因の特定を遅らせることもあります。自己判断に迷ったときは、皮膚科にかかって診察してもらいましょう。

病院で診断してもらうことにより、フケかゆみの原因を知ることができます。

3-3.ミコナゾール硝酸塩配合のコラージュフルフルシャンプーでフケかゆみを防ぐ

ここまで解説したことを踏まえて、ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーの中で、最もオススメな商品はコラージュフルフルです。

さらに言うと、コラージュフルフルシャンプーにはもっと優れた点があります。

1つめは、コラージュフルフルには、ミコナゾール硝酸塩のほかに、「オクトピロックス」が配合されています。オクトピロックスとは、真菌を抗菌する成分です。

それに加えて、皮脂(頭皮のあぶら)が空気にふれて(酸化)、臭いを発するのを防ぐ、「抗酸化成分」もあります。

ミコナゾール硝酸塩とオクトピロックスの2つの成分が、マラセチア菌を抗菌しフケかゆみを防ぎます。

そして、頭皮の臭いも抑えるところが優れているのです。

2つめは、私の実体験にもとづいているからです。

私自身が、あらゆる市販の乾燥肌用・脂性肌用のシャンプーでは全く改善されず、困り果てていました。これまでいくつのシャンプーを試してきたか分かりません。

そのときに知ったのが「マラセチア菌」でした。

マラセチア菌の存在を知ることにより、「コラージュフルフルシャンプー」にたどり着きました。使ったその日に、すぐにかゆみが止まったのを実感しました。

また、赤くジクジクしていた頭皮の湿疹もおさまり、大きなかさぶたとして剥がれ落ちて、正常な肌に戻ったのです。

その後も、フケかゆみが止まり、かゆみのイライラするストレスから解放されました。コラージュフルフルを継続して使うことにより、今でも症状が落ち着いています。

このことから、コラージュフルフルシャンプーはフケかゆみと臭いも防ぐ、オススメの商品なのです。

まとめ

一度増えすぎたマラセチア菌は、ミコナゾール硝酸塩で抗菌することが必要です。

なお、マラセチア菌の増殖によるフケやかゆみには、コラージュフルフルシャンプーがオススメです。

ただ、「たくさん使えば早くよくなるかもしれない」という理由で、一日に何度も洗うことはやめましょう。

本来のシャンプー回数は、1日1回で充分なのです。

もし、「どのシャンプーを使ってもフケかゆみが治らない」と悩んでいる場合、マラセチア菌が原因である可能性が高いです。皮膚科に行くのはもちろん、コラージュフルフルシャンプーを試してみるのも一策でしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

1980年生まれの美容師。美容室勤務→会社員を経て、現在はカット専門店で働いています。

美容室で販売しているシャンプーではフケかゆみを治せなかった経験から、独学で学んだ知識をサイトで公開中です。

ふけかゆみ、脂漏性皮膚炎の原因を突き止め、症状に合ったシャンプー・リンスを選んで使い続けていくと必ず頭皮の状態は良くなっていき、髪も元気に戻ります。

あらゆるシャンプーでフケかゆみがおさまらない原因の多くは、頭皮を守るはずの「マラセチア菌」が引き起こしている可能性が高いです。

その場合、2015年から私が愛用している「コラージュフルフル」がオススメです。